昼職と比較して、短時間での高収入が見込めることが魅力のホステスという職業。
昼間に子どもとの時間をしっかり取りたいと考える、シングルマザーの女性にも人気の職業です。
昼職との比較を通して、ホステス職に就く際のメリット・デメリットをご紹介します。

1.【メリット】高収入・柔軟な勤務時間・スキルアップの機会

・ホステスで働くことで得られる高収入のメリット
・夜勤中心の仕事であるため、柔軟な勤務時間のメリット
・お客様とのコミュニケーション能力や接客スキルの向上につながるスキルアップの機会
働きやすいシフト

ホステス職でのメリットは以下の3つにまとめられます。

①短時間での高収入

同じ勤務時間でも、自分の頑張り次第で1時間あたりの高収入が見込めます。
そのため、1回あたりの勤務を短時間にしたとしても収入が落ち込むことが少ないことが利点です。

②夜勤中心で柔軟な勤務時間

子どもの急な体調不良による急な休みや、学校行事への出席など、週や月によって、スケジュールが変わりやすいこともあるのではないでしょうか?
曜日固定・8時間固定から動きづらい昼職の場合、子どものお世話が十分にできない可能性も出てきます。
夜勤が中心で、勤務時間もフレキシブルに組みやすいホステス職であれば、子どもの予定に出来る限り合わせて仕事の時間が取れます。
逆に、しっかり働きたい場合もシフトを増やせるため、子育てと仕事とのバランスを自分で調整しやすいこともポイントです。
ほとんどのお店にはシフト調整や代休のせいどがあるため、それらを利用して、急なスケジュール変更にも対応できます。
このようなときのためにも、普段の勤務態度でしっかりとお店に誠意を見せ、信頼を獲得するようにしましょう。

③コミュニケーションや接客スキル、売上管理能力の向上につながる機会がある

ホステス職は資格不要の職業です。そのため、始める際のハードルも比較的低いといえます。経験を積む中で、お客様とのコミュニケーションの取り方を学び、接客や営業のスキルを身につけられます。
キャバクラではなく、クラブで働くホステスの場合は、経験のあるママからの直接指導を受けられるため、質の高い学びの場ともなるでしょう。
これらのスキルはホステス職の他にも、販売職や営業職で役立つスキルです。
それらを稼ぎながら学び、自分のものにしていく機会に恵まれることは、ホステス職の魅力的な点といえるでしょう。

2.【デメリット】夜勤が疲れる・育児との両立が難しい・社会的評価の低さ

・夜勤が疲れることによるデメリット
・子どもとの時間の確保が難しいなど、子育てとの両立が難しいことによるデメリット
ホステス職のデメリットは以下の2つにまとめられます。

①夜勤による疲れが出る

昼の勤務と夜の勤務では、同じ勤務時間でも、夜勤の方が疲れが出るという人もいます。
夜間に活動をして、朝方に睡眠、日中に家事や子育てをする生活リズムに身体が慣れるまでは、疲れが出やすいでしょう。
朝方・夜型はその人の体質にもよるため、極度に夜に弱い人はつらく感じることもあるかもしれません。

②子育てとの両立が難しい

前述の①による身体的な疲れから、日中に眠気に襲われ、元気な状態で子どもとの時間を取れないこともあります。
もしくは、悪質な店舗に入店してしまった場合、シフト調整がしにくく、子どもとの予定や時間よりも、ホステス職を優先しなければならない事態も起こり得ます。
ホステスとしてシングルマザーが多く活躍する店舗は、シングルマザーが働きやすい何らかの制度や実績がある可能性が大きいです。
本入店の前に体験入店で、同じ境遇の女性がいるかいないかを確認すること。
これを、職場環境の判断材料の1つとして持っておきましょう。

3.【昼職との比較】収入・時間・将来性などを比較

収入の観点からいえば、ホステスの平均月収は30〜100万円といわれています。
昼職では、フルタイムで働いても同じ収入水準を実現することは難しいでしょう。
社会的評価の観点では、ホステス職には偏見が持たれることを覚悟しておくとよいかもしれません。
シングルマザーとして、他の保護者からの目が気になる場合は、ホステスとして働いていることを言わずにおくのも1つの手でしょう。
ホステス業界は実力勝負の世界です。もしも昼職に転職しようと思った場合でも、そこで研鑽したスキルは、転職するときの接客・営業能力において、強みにもなります。
ホステスの現役卒業後でも、自分でクラブを経営してママになる道もあります。

高収入&将来性!|シングルマザーホステスの働き方メリット【2】

4.まとめ

生活資金と子育ての時間、どちらもを両立して確保することは、シングルマザーにとって1番の課題です。
昼職と比べて、平均収入が高いイメージのホステス職は、その両立を実現させられる手段として人気があります。

同僚がライバルでもあり、お客様の心理を把握しながらコミュニケーションを取ることが求められる厳しい世界ですが、そこで得られた経験は自分独自のスキルともなり得ます。
子育ても頑張りながら、1人の女性として自分の力を試したいと思う方は、オリオングループにて挑戦してみてはいかがでしょうか。